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ロンドンでパン教室を開講しています
by 11monaka
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ミニキャブの怖い話
昨夜はEALING COMMON 駅前にある「きらく」にお友達と集まって、美味しい料理とお酒を楽しんできました

この日は飲める友人がいたのでミニキャブで行くことにしました

このブログを日本で読んで下さる方もいるので、イギリスのミニキャブの事を説明しますね
まずイギリスは日本程飲酒運転にはうるさくありません もちろん飲んだら車には乗らない方がいいに決まっているのですが、飲酒検問があるわけではありません(クリスマスの時期だけはあるようですが) 不注意による違反から(信号無視 蛇行運転など)飲酒がばれた時の罰金は大きいようですが、郊外のパブは全て駐車場つきです 未だに「ジョッキー1杯迄はOK」という嘘か本当か分からない話も良く聞きます

でも私は「飲みに行く」という事でミニキャブを頼みました
このミニキャブに対してブラックキャブというのがあります これがロンドンで有名な独特の形をしたいわゆる黒タクシーです ホテルの前や駅の前に並んでいたり、ロンドン市内の繁華街では流して走っています

ところが少し郊外になるとこのブラックキャブが通りを走っていることはまずありません
それで普通はミニキャブと呼ばれる車を呼びます 一応営業を許可されたOFFICEに電話をして、家に来てもらいます 車はどうも個人の車のようでもちろん料金メーターなどありませんし毎回来る人も違えば車も違います 電話で行き先を言い、その時料金を聞くのが普通です


ところが私はいつも使っている所だし、値段も良心的な所なのでつい値段を確認しないで呼んでしまったのです 来た車も運転手も初めての人でした

「EALING COMMON 駅前迄」というと カーナビに一生懸命入力しようとしています(ミニキャブでカーナビを見たのはこれが初めて) 私は内心「えっ! そんな近くてポピュラーな駅なのにわざわざ調べるの?」と思いながら待っていました 
しばらくガチャガチャやっていましたが、それからおもむろに「スペルは?」って聞くのですよ たまたま持っていた住所を見せてやっと出発したのですが、いきなりナビの案内が間違っているのです 私は時間に遅れそうでイライラしていたので「私が道順教えるからその通り行って下さい」と言いました

幸い裏道はすいていて順調に走り、家をでて15分位で目的地に着きそうでした もう2,3分で到着という時になって運転手が「運賃は60ポンドだから」といきなり言うのです 
(今は大体1ポンド220円位だから13000円でしょうか)
私は「えっ16ポンドでしょう?」と聞き返したら「No 60ポンド Six Zero」と言います そんなバカな話はありません だって我が家から今回の2倍以上の距離はあるヒースロー空港まで18ポンドなのですよ 冗談でしょうって言っても違うと言います 「間違いなく60ポンドだ その証拠にこれを見てくれ」といってBOXから用紙を出して渡します 私はてっきり料金表だと思ったのですが、見たところポリスへの異議申立書のようでした 私のつたない英語では丸め込められそうで怖かったので「とにかく着いてから話しをしましょう」とお店まで行ってもらいました
そこで「お金がないからちょっと待っていて」と「きらく」に走りました そこで事情を話し、英語の堪能なお店の人に一緒に来てもらいました

そしたらいきなりその運転手態度を変え「冗談だよ」て言うんですよ 信じられます!
じゃいくらだって聞いたら30ポンドというのでまだ高いと文句を言ったのですが、それはどうも私の聞き違いで13ポンドだったみたいです(だって興奮していたし、紛らわしいもの)
そこから彼がOFFICEに電話をして、聞いたら12ポンドということでした


一番悪いのは値段を確認しなかった私ですが、それにしてもホント怖いでしょう もし私一人だったら押し切られていそうだし、降ろしてもらえないとかもあり得るし・・・・

家に帰って主人にその話をしたら「あの信用できるミニキャブがそんなひどい事するかな」って驚いていました 運転手の名前も確認していたのでOFFICEに電話して文句を言おうかとも思ったのですが、止めました
だってもし首になって、その事で逆恨みされたらもっと怖いですものね こちらは自宅を知られているわけですから 次回からは料金を確認することはもちろんですが、近所の住所を言ってその家の前で待つようにした方がいいということになりました

ミニキャブの悪い噂でよく聞くのは、ホリデー中によく空き巣に入られるのは、ミニキャブで空港に行った為、そこから情報が流れているのではないかという話です

近所に住む友人は夫婦で出かける時はミニキャブを我が家から呼びます 
私達も二人で空港に行くときは、ミニキャブ内の会話に家で誰か留守番しているような話をしたりします

イギリスに住んでいる方はくれぐれも前もっての値段確認を忘れないようにして下さいね

そして日本でこれを読んで下さっている方、イギリス人も怖いのね・・・・と思うのは今回に関しては間違いです だって私が住んでいる地区のミニキャブの運転手は全員移民の方達ですから


嫌な話の後に癒しの写真 「もなか嬢の入浴写真」をお見せします

もなか嬢も他のたいていの犬と同じで、お風呂はあまり好きではありません
でも一旦お風呂場に連れて入ると観念して、自分から浴槽に飛び込んで待ちます

お風呂後のドライヤーもあまり好きではないようですが、高くて狭いアイロン台にのせてドライヤーをかけると大人しくしています

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by 11monaka | 2008-04-10 08:52 | 四方山話
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